あなたは、ツイてますか?

 

「あなたはツイてますか?」

と、もし突然聞かれたら、あなたは何と答えますか?

即答で、自信をもって、

「はいっ!もちろんツイてます!」

と答えられますか?

 

、、、と、こないだ行ったセミナーで、聞かれました。

実はこれ、松下電器の松下幸之助さんが、面接をしていた時にしていた質問なんだそうです。

しかも、即答で「はい」と答えられた人は、即採用だったとか!

そんな話を聞きました。

 

「へぇ~。ポジティブって大事なんだな~。」

と思ったのですが、なぜ、自分がツイていると思っているのが大事なのか?という話を聞いて、浅い思考で止まってしまう私としては、さらに深く考えることになりました。

 

ツイていると思える人は、○○ができる人

なぜ、自分がツイていると思えることが大事なのか? 解説してもらいました。当時、松下電器の選考に応募できるような人は、

いわゆる当時のエリートな人たち。(あくまで当時の)親や先生やたくさんの人たちに支えられ、応援され、期待されてきた人たち。

そんな人たちがツイていないはずがない!ということなんです。

もし、「いや、別にツイてるってほどじゃ。。。」と思ってしまっていたとしたら、それは周りに感謝ができてない、と松下幸之助さんは判断されたそうなんです。

自分はツイていると思えるということと、感謝ができるということは、ほぼイコールなんだ、という話でした。

 

感謝する

松下さんといえば、幼少期とても貧乏で、身体も弱く、そして小卒で、学歴もなかったと聞いたことがあります。

ツイているかと言ったら、普通に考えたら、全くツイていないわけです。でも、世界の松下電器を創った人格者の松下さんだから、きっと前向きさがあったんだと思います。

そしてその前向きさをひも解くと、自分はツイていると思えていること、そしてそれは感謝ができるということでもある、ということでした。

私は、前向きではあるので、

「ツイてる!」

とは思えていると思うのですが、感謝心がちゃんとある人間かというと、そうじゃないかも、、、と思ってしまうことがあります。そういう意味でいうと、本当に、「自分はツイている」と思えていないのかも。。

 

今は、「自分はツイている」と自信を持って言えるつもりですが、過去を振り返ってみると、たしかに幼少期は、「自分はツイてない。。なんで自分ばっかり、、」みたいな思考になりがちだったように思います。

 

そういった過去の習慣から、もしかすると、今、上っ面では「ツイてる!」と思えていても、感謝するという思考習慣が少し抜け落ちてしまっていたのかもしれません。

 

自分はツイている、と思うということと、感謝ができるということは、イコールなんだ、という松下幸之助さんの話。

いろいろ考えさせられました。

 

本当のポジティブさを手に入れるために、感謝をもっと表していきます 。

 

「感謝は、持っていても相手には全く伝わらない。だから感謝は伝えないと意味がない」

と聞いたこともあります。

 

あなたは、ツイてますか?

 

あなたにも、何かしらのヒントになれば幸いです。