結起承転結|メルマガライティング

 

「ん? で、ゴールは何ですか?何を指導して欲しいんですか??」

 

これは、社内(グループ会社)でコピー(文章)の添削の依頼される時に、ベスト3に入るツッコミの1つ。

 

「添削お願いします!」

 

…(3秒後)

 

私:「ん? で、この文章のゴールは何?あと目的は?」

相手:「も、目的? ゴ、ゴールですか…? えーと、○×★△みたいな。」

私:「ん? 何それ? ちょっとよく分からないな~。。。ちなみに、それってどんな状態? 数値的には?」

相手:「…」

 

みたいなこんな状態になることが結構多いです。

超、上から目線で言うと、目的とかゴールとか何も考えていないで、文章を書いている人って結構多いです。。

もしくは、不鮮明。

まぁ慣れていないと思うんですが、最近この原因がちょっと分かったような気がしてきたので、それを共有したいと思います。

 

私は、そう思いません

さっき偉そうなことを言いましたが、実は、最近自分自身が、メルマガで伝えたいことを不鮮明にしてしまい、大失敗してしまったことがあったんです。。。

 

それはある読者さんからの返信でした。

 

「天大さん、私はあなたの意見に違和感を覚えました。そんなことを言っていると不幸になりますよ!」

 

「!!!」

 

「わーお!」

 

最初は、

「来た来た、反論が来たぞー。強いメッセージを発信するとこういう人が出てくるんだよなー」

と思ったのですが、そうは思いつつも、相手のことを理解し、そして自身のことも理解してもらおうと、何度かメールのやり取りをしました。

で、その結果お互いに理解し合えた(はず)なのですが、私の中で1つ大きな反省が残りました。

それが、

「このメルマガでは伝えたいことをぼんやりさせてしまっていたな…ぼやっとしていた。もしくは、なかった!?」

と反省したことなのです。

 

伝えたいことから始める

やり取りが終わった後、一人反省会をして、じっくり振り返ってみた結果、そのメルマガでは、伝えたいことをしっかり決めてから書き始めたメルマガではなかったことが分かりました。

だから、こんな結果になってしまったんだ、、と反省。

で、なぜ、伝えたいことを明確にしないまま、メルマガを書いてしまったのか、さらに振り返ってみると、この時、メルマガの型を使っていなかったんです。

 

そう、メルマガの型。

 

メルマガの型ってのがあるのか? というと、別にそういうものがあるわけじゃないんですが、最近よく使っている型が私にはあります。

 

それは何かと言うと、

(結)起承転結です。

(結)起承転結

起承転結、超基礎的ですが、非常に有効です。これは、500ページもある映画監督の教科書を読んで、「結局、起承転結か!」という結論に至ったのですが、非常に効果的なツールです。

で、この起承転結の使い方が重要です。

それが、「まず結論が何かを考える」です。

 

  • 結論、この文章で何を伝えたいのか? を考える。
  • で、それが決まったら、どんな話題やストーリーで話を始めるか?(これが起)
  • で、その話を受けてどんなことを伝えるか?(承)
  • あとは、いろんな話の展開を作る(転、転、転。)
  • で、最後に結論。

 

なので、結から考えて、起承転結で、ざっくりと話の展開を考える。これをメモ用紙とかにざっくりと書く。これが骨子になり、それから書くと、伝えたいことがぶれない文章になります。

逆に言うと、この型を使った、書く前の工程を飛ばすと、伝えたいことが不鮮明な文章になってしまいます。。。

 

「あれ?結局何が言いたいんだっけ?」みたいな。

偉そうに言っておきながら、この間、自分ができていないことに気付きました。

起承転結、、、バカにできないですよ。型を使い、事前に骨子を考えることで、伝えたいことが伝わる文章になります。

あなたも、文章を書く時は、起承転結を使ってみてください。

結構、劇的に良い文章が書けるようになりますよ!