私は最近、ランニングを始めました。
まだ走り始めたばっかりですが、これから継続してランニングしようと思っています。
最近走ってるんだ、という話を同僚にしたら、
「え、お前痩せてるんだから走る必要ないやん!」
と言われました。(私の体重は56kg)
実はそうしようと思った理由があるのですが、、、
この間、ある話を聞いて、
「この人には勝てないわ…」
と思ってしまい、なにくそ、負けるもんか! と思ったのがきっかけだったのですが、正直、かなりショックでした。
今日は、あなたにもそのショックをおすそ分け(!?)します。
紹介のポイント…
きっかけは、会社での研修の時にやってきました。あるクライアント企業のことを話していた時に、これまでとは違う担当をその企業につけようということになりました。
その時に、新しい担当のMさんをどのように紹介するか? という話になったのですが、尊敬するコンサルタントTさんはこんな風に話をしてくれました。
Tさん:「紹介のやり方はとても重要。それで信用できる担当かどうかが決まる」
ということ。
一同:「ふむふむ」
という感じだったのですが、Tさんは続けてこんな話もしてくれました。
Tさん:「そして、紹介にどれだけ信頼できる事実を入れられるか? ここがポイントです。」
一同:「ん?」
これは、なんか分かるような分からないような? という感じでした。
Tさんは続けます。
Tさん:「例えばの話をしましょう。私の会社にはHくんという社員がいます。彼は、今でこそ一流のコンサルタントになりましたが、9カ月前までは、1ヶ月に6回は寝坊をしていて、これまでに2回お客様から大きなクレームをもらいました。そんな彼に言ったのは、
『今のお前では、お客様から信頼なんてされるはずがない。だから毎日7km走りなさい。毎日です。1日も欠かさずに。それが自分を律する力になり、自信がつき、お客様から信頼される自分になれる』と。
それから彼は290日間、毎日7km走りました。雨の日も。雪の日も。元気な時も、疲れている時も。そして今は年間で8,000万円とれるコンサルタントになり、3社から彼は本当に信頼できるコンサルタントだという声をもらっています。そんな彼なら信頼して御社をお任せできると思うので、よろしくお願いします、と、まぁこんな感じです」
事実を語ると、信頼が増す
この話は私にとっては衝撃でした。この時の議題は、お客様に対して新担当をどう紹介するか? どう信頼してもらうのか? だったのですが、正直、私がこの時思ったのは、そのHさんに私は勝てないなということでした。
実際、彼には一度しか会ったことがありません。
仕事がどれぐらいできるか? とか、どんな人柄なのか? とか、詳しいことは何も分かりませんが、ただ、毎日7km、290日間走ったというその事実だけで、私は彼に勝てないだろうと思ってしまったのです。
事実というのはそれだけ強い、ということ。
そして、そうした事実を作ることは、信頼に繋がるのだと分かりました。
これが私が毎週5km走ろうと思ったきっかけです。
え、毎日じゃないの?とか、
毎週5kmでいいの?みたいな声も聞こえてきそうですが、継続するために、毎週5kmでいきます。
その他に、読書は継続しますが、最近新しく、読んだ本を手帳に記録していくことを始めました。
毎月読んだ本が10冊をきらないように頑張ります。
そして、信頼できる事実を作り、自信をつけます。
事実のインパクト、事実を作る努力をすること。
今日のお話があなたにも参考になったら嬉しいです。